冷えによる腰痛

こんにちは。院長の野呂です。

寒い季節は、腰痛での来院が増えます。

先日も腰痛のお客さまが来院されました。この寒い中、毎日外で作業されているとのことです。

お仕事で、腰をかがめることが多く、

「腰を伸ばすときに痛みを感じる」「靴下を履くときに、痛くて足が上がらず困っている」ということでした。

また、以前に”ぎっくり腰”をやったことがあり、再びぎっくり腰になるのでは?と、心配されていました。

さっそく調べて見ると、お尻を中心に下半身の筋肉が硬くなっていました。

寒くなり体が冷えると、末梢の血管が収縮して筋肉への血流が減ります。血流が減ることで筋肉は酸欠になり、硬くなってきます。

この方も冷えにより、筋肉が硬直した状態が長時間続き痛みが発症したと考え、ていねいに筋肉をほぐしました。

終了後、痛みは軽減し、靴下をスムーズに履けるようになったと、喜んで帰られました。

硬くなった筋肉は血流が悪いため老廃物の流れが悪くなり、よりいっそう硬くなるという悪循環を引き起こします。

そこに、急な動きで筋肉が損傷すると、ぎっくり腰を併発します。

今回は早めの整体で、重症にならずに済みました。ぎっくり腰の予防には、定期的・はやめの整体をお勧めします。