こんにちは。院長の野呂です。
先日来院された方のお話です。
「いつもは2日もすれば良くなるのに・・・」
今回は1週間たっても痛みがひかないと言います。
畑仕事中に腰をちょっとひねった時に痛みが走ったとのことで、ぎっくり腰になったと思われます。でも、普通はぎっくり腰で1週間も痛みが続くことはありません。
「痛いのでなるべく動かさないようにしていたら、余計に痛くなって動けなくなりました。膝も上がらないし、このまま歩けなくなったらどうしようと思って。」
痛い箇所と骨盤周りの筋肉をほぐし股関節のストレッチをすることで、ほぼ痛みが無くなりました。
動かすともっと痛くなるんじゃないか?
安静にしているのに痛みがひかないと、不安がつのって筋肉も緊張します。そうすると痛みがいつまでも長引き、さらに動かなくなって・・・という悪循環に陥ることも。
重いぎっくり腰をやった直後は安静が必要ですが、軽いぎっくり腰でしたら少々痛くても動かすことが必要です。
動かさなければどんどん筋肉が硬くなり、痛みを長引かす原因になってしまうのです。
簡単なストレッチで筋肉を伸ばしましょう。
※腰痛は、内臓疾患や腰骨に原因があることが考えられますので一度病院で検査することをお薦めいたします。