あなたはどっち?タイプ別 頭痛の解消法
こんにちは。整体院りてりての野呂です。
つらい頭痛、できるだけ薬に頼らずに解消できたら良いですね。
(参考:頭痛薬の怖〜い副作用)
頭痛には大きく分けて2つのタイプがあります。自分がどのタイプの頭痛なのか知らずに、間違えた解消法を試してしまうと、かえって悪化してしまうことがありますので要注意です。
頭痛のタイプと見分け方
頭痛には「緊張型頭痛」と「偏頭痛」の2つのタイプがあります。
緊張型頭痛の原因はいわゆる「コリ」です。筋肉がカチコチになって血流が滞り、老廃物がたまって神経を圧迫します。
このタイプの頭痛は、デスクワークのように同じ姿勢を長時間続ける人、筋肉量が少ない女性に多いタイプの頭痛です。身体的ストレスだけでなく、精神的なストレスが原因となっていることもあります。
いっぽう、偏頭痛は緊張型の頭痛とは逆に、脳の血管が急激に拡張して起きます。偏頭痛には特有の前兆があり、ギザギザの線や虹色の光が見えた後に頭痛がおきたことがあれば、まず間違いなく偏頭痛持ちです。(私も偏頭痛持ちで、視界に稲妻が走ることがあります)
ストレスから解放される休日などにホっとして血管が拡張し、片頭痛が起こりやすくなります。また、偏頭痛の場合には光や音の強い刺激も原因となります。
頭痛のタイプを見分ける時、キーワードになるのは「血管」です。お風呂にゆっくりと浸かった時に、楽になるなら緊張型頭痛、余計にひどくなれば偏頭痛です。
体が温まると血管が拡張するため、血流不足が原因の緊張型頭痛は症状が楽になりますが、そもそも血管が拡張しているから起きている偏頭痛は、余計にひどくなってしまうのです。
タイプ別、頭痛の解消法法
【緊張型頭痛】
血流を改善することで緩和します。首や肩を温める、マッサージやストレッチ、軽い運動が効果的です。コリの原因となっているツボを押してみるのも良いでしょう。
首の付け根、後頭部の骨に沿ってその近辺を少し強めに親指の腹で押してみてください。頭の痛いところに直接響く箇所があると思います。そこが頭痛を誘発しているポイント。
頭痛の原因はその筋肉の「コリ」なんです。
左右のうち片側だけが痛む頭痛の時には、痛む側を押しましょう。
【偏頭痛】
冷たいタオルなどで首筋や痛む箇所を冷やしてください。拡張した血管が収縮して痛みが和らいできます。また光や音の刺激が頭痛を悪化させますので、できるだけ静かで暗い場所で安静にするのがポイントです。
頭痛のタイプによって、「温めるか、冷やすか」「動かす、安静にするか」、その解消法は正反対です。ですから、まずは自分の頭痛がどのタイプかを理解することが大切です。
頭痛が長く続く場合、いつもと違う頭痛の場合には、病気が原因となっていることもありますので、必ず医療機関を受診してください。
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